神保町ミストベンチ植栽・灌水装置設置作業
少し前の仕事になるのですが、神保町にミストベンチを設置するという神保町に本社を構える環境ビジネスエージェンシーの企画に参加させて頂き、ベンチの植栽及び灌水装置設置作業を行いましたので、その内容をちょこっと載せたいと思います。
現在神保町には2機のミストベンチがあるのですが、こちらは昨年に行った1機目設置後の様子(アーバン・シード・バンクさんのURLです。)
https://urbanseedbank.com/2638
里山再生を目指すために、里山の苗を買い、都会に住む人に里山への関心を持ってもらおうというプロジェクトの一環です。
今回紹介するのは2機目の植栽前の様子。ミストベンチの設置は終了しておりますので、ここに里山からの苗を今後の成長を考えながら植え込んでいきます。
苗は、山から取れる日本在来の雑木類が主で、コナラやアカシデ、紅葉などの落葉高木樹からシラカシやシロダモなどの常緑高木樹、アセビ、ヒサカキ、ヒイラギなどの常緑低木樹、テイカカヅラなどのツル植物まで多岐にわたります。
植え付け中。元気に育ってくれるようしっかりと植え付けていきます。小さな鉢ですので、大きく育つことは期待できませんが、高木低木が将来的に良いバランスになるよう考慮して配置を決めます。
こちらが植え付け完了後の様子。成長によってベンチの庇だけではなく、植物によっても日陰ができるようにそれぞれの向きを考えながら植え込んであります。鉢のスペースの割に樹種数が多いため、今後間引きなどの作業も必要になる可能性がありますので、成長を見守っていく必要があります。
こちらは潅水装置設置の様子。自動潅水により、灌水量をコントロールすることで、節水にも繋がります。また手間も省けますので、一般のご家庭でもオススメです。
このような企画がもっと増え、東京にもっと緑が溢れ、人々が自然を感じられる機会が増えればいいなと思います。
今後とも宜しくお願いいたします。