北海道札幌市生まれ、埼玉県毛呂山町で育つ。
ホタルの生息する小川や、田園風景、里山など、田舎町で自然と人が共存する環境で育ったことが自身の風景の原点となる。
学生時代の専攻は農芸化学で、慶應義塾大学大学院にて理工学修士号を取得。卒業後は商社にて海外営業として活躍。その際に都市部に対する緑の重要性を感じ、造園を志し、働きながら京都造形芸術大学にてランドスケープデザインを学ぶ。
その後、日本庭園の技術を学ぶため、金綱造園事務所にて造園職人、株式会社富士植木にて造園設計・施工を経験する。
日本の美的感覚を学ぶため、仕事の合間に生け花草月流を学び、師範を取得。
2019年に心地よい緑の空間を一貫して手がける「中山諒二造園設計」を設立。
土地に合った在来種や素材を選び、里山の雑木林のように息づかいのある庭をつくり、暮らしに寄り添う緑の空間を提供する。
年間を通して山々を歩き、旅先では景色をスケッチしながら自然の表情を観察。その経験を庭づくりに活かし、自然の魅力をそのまま日常空間に落とし込むことを得意とする。
日常に心地よい緑の空間を届ける庭をつくるため、日々奮闘中。
